アルバイト求人サイトの選び方
大学生向けアルバイト求人サイトの選び方についてご紹介します。求人サイトを選ぶうえで理解しておきたいポイントをぜひチェックしてください。
検索のタイプについて
求人サイトによって検索のタイプが異なります。自分の希望に合う条件を探すためには、検索タイプについて理解しましょう。
応募サイト
応募サイトは自社で取り扱っているアルバイトの求人のみを掲載しているのが特徴です。仕事の業種や勤務地にこだわりたい人におすすめなのが応募タイプになります。
募集件数はまとめサイトより少ないですが、様々な条件から求人を探すことができ、バイト先について理解が深めやすいことがメリットです。求人ページには、実際のバイト店舗に取材へ行き、撮影した写真や動画が掲載されているため、より細かい情報を知ったうえで応募できます。その他にも社員のインタビュー内容が掲載されていたり、バイト仲間の年齢や性別がわかるパラメーターが載っていたり、サイトごとに掲載内容も様々です。
タウンワークやマイナビバイト、バイトルなどが応募サイトに当たります。
まとめサイト
応募サイトの求人情報をまとめて掲載しているのが特徴です。サイトに登録する必要がなく、一度に多くの求人をチェックできるので、効率よく探せます。ただし、同じ求人が重複して掲載されているケースもあるため、求人数が多いと思いがちです。若干、使い勝手は悪いため、他の求人サイトとの併用がおすすめです。
お祝い金の有無について
求人サイトでは採用後にお祝い金がもらえるケースがあります。金額は求人サイトによって異なりますが、少しでもお金が欲しいならお祝い金があるかチェックしてみてもいいでしょう。ただし、最大3万円と謳っていても実際に3万円のお祝い金が設定されているアルバイトは少ないので、これだけでアルバイトを探すのはおすすめできません。
お祝い金は求人サイトが支払うタイプと、企業が支払うケースがあります。求人サイト側が支払う場合、手続きは簡単ですぐに受け取れるのが特徴です。企業が支払うタイプは、直接問い合わせないといけないケースが多く、受け取るまで1カ月以上かかることも。そのため、求人サイト側が支払うタイプを選ぶといいでしょう。
マップ機能がある
大学生がアルバイトを探すなら、自宅や大学に近い場所がおすすめです。勤務地にこだわるなら求人サイトにマップ機能があると便利。条件に合わせてマップ上で働けるアルバイトを紹介してくれます。
大学が終わった後、すぐにシフトを入れて、自宅からすぐに通える範囲であれば、無理なくアルバイトができるでしょう。求人サイトにはマップ機能以外にも便利な機能があるので、上手に活用して探しましょう。
求人の傾向について
求人サイトに掲載されている求人には傾向があります。
広告掲載型
全国に展開するチェーン店で働きたいと考えているなら広告掲載型の求人をチェックしてみましょう。大量採用や急募をよく行っているので、すぐに働きたいならチェックしてみてください。広告掲載は高額のため、大型の求人が集まりやすいのが特徴です。一方、個人店や小規模の店舗の求人が少ない傾向にあります。時給や仕事量などを重視するなら大手がおすすめなので、ぜひチェックしてみてください。
成果報酬型
掲載料がいらず、アルバイトの採用が決まったときに支払うのが成果報酬型です。個人経営や小規模の店舗による求人が多いので、そのようなところで働きたい場合おすすめです。ただし、資金が乏しいため無駄なコストがかけられないため、採用のハードルは広告掲載型に比べ高いと思っていいでしょう。
また、掲載期間が決まっていないため、募集が終わっても掲載されている可能性があるので注意が必要です。求人数が多いように見えて実際に採用できる人数は少ない場合もあるので、情報はよくチェックしたほうがいいでしょう。
大学生アルバイトの平均月収について
目的によって異なりますが、平均月収は3~4万円ほど。中には10万円以上稼いでいる人もます。アルバイトは種類によって収入が変わってきますが、塾講師や家庭教師は時給が高いので短時間でも効率よく稼げます。他におすすめなのがファストフード店員です。チェーン店であればマニュアルがしっかりしているので、未経験でも仕事を覚えやすく、まかないや割引制度によって食費を削減できます。シフトが組みやすい点もおすすめです。
大学生がアルバイトを探すうえで気をつけたいポイント
大学生の本分は学業です。アルバイトにのめりこみすぎて学業がおろそかになってはいけません。そのため、大学生のライフスタイルにあったアルバイトを探す必要があります。
シフトの融通がきくか
大学生はテスト期間があるため、期間中アルバイトが休めるかチェックしましょう。シフトの融通がきくのであれば休みたいときに休めるので、周りに迷惑をかけずにすみます。
大学の予定にあわせて休みが取れないなら、別のアルバイトを探したほうがいいでしょう。学業に支障のないアルバイトを探して、目的にあった収入が得られるのかチェックしてみてください。
務内容が自分にあっているか
大学生の時点では、自分の向き不向きの業種を把握できていません。そのため、アルバイトが自分にあっているか応募する前によく考えてみてください。選択は自由ですが、すぐに辞めてしまうと周りが迷惑してしまいます。迷ったら、自分の得意分野を生かせる塾講師や家庭教師のアルバイトがおすすめです。大学でも求人を掲載しているケースがあるので見つけたチェックしてみましょう。
長期の休みだけアルバイトをする場合、体を動かすのが好きなら引っ越しのアルバイトがあります。他にも日雇いのアルバイトもあるので、自分が得意なことをアルバイトに活かしてみましょう。
時給や手当が希望条件にマッチしているか
アルバイトでどのくらい収入を得たいのかによって応募先が変わってきます。生活費や学費のためであれば、時給が高いほうがいいでしょう。大学生がアルバイトをする理由は人それぞれのため、時給や手当など諸条件は必ずチェックしてください。
長時間働いているのに時給が少なければ、学業に支障をきたしてしまいます。求人サイトに掲載されている時給も重要ですが、交通費など手当についても細かくチェックして応募するようにしましょう。
大学生におすすめのバイト
バイト求人を見てみたけど、自分にできるかわからないと悩んでいる人も多いはずです。そこで、大学生におすすめしたいバイトについて紹介します。
ファストフード店員
主な仕事内容はハンバーガーや牛丼、ドーナツなどを販売するお店の注文受付やレジ打ち、商品の袋詰めなどの接客業と、簡単な調理、清掃、消耗品の補充などです。
おすすめのポイント
大手チェーンの場合、接客や調理方法がマニュアル化されているため、未経験でも仕事を覚えやすいのがポイントです。全国展開されているチェーン店は店舗数が多く、自宅や大学の近くで働きやすくなっています。さらに、ファストフード店の中にはまかないが出るところもあるため、一人暮らしをしている人には特におすすめです。
時給
ファストフード店の平均時給は850~1,000円程度です。来客数の多い店舗や、早朝・深夜に人手が不足しやすい店舗は時給が高くなる傾向にあります。
シフトの柔軟さ
週2~3回から勤務でき、短時間もOKな店舗が多い傾向にあります。働ける曜日や時間帯を伝えれば、柔軟にシフト調整できるところが多いです。
コンビニ店員
仕事の内容はレジ打ちや接客、ホットスナックの調理、店内の清掃などです。特にレジ打ちは商品だけではなく、チケットの発券や公共料金の支払い、宅配便の受付など多岐にわたります。
おすすめのポイント
コンビニも全国各地にあるので、自宅や大学の近くで働きやすいのがポイントです。また、深夜・早朝は時給が上がるため、稼ぎたい人におすすめです。
時給
コンビニ店員の平均時給は900~1,200円程度です。地域や立地条件によって時給が変わってくるので、応募時によく確認するといいでしょう。
シフトの柔軟さ
24時間営業なので、働きたい時間帯を伝えれば比較的柔軟にシフトを組んでくれる場合が多いようです。ただし、店舗のオーナーによってシフトの組み方が変わってきますし、バイトの人員が十分の場合、シフトに入れない可能性もあります。働く前に希望と条件が合致しているか確認するようにしてください。
塾講師・家庭教師
学習塾や子どもの自宅で勉強を教えることが仕事です。塾講師の場合、集団授業を行う塾と個別指導を行う塾があり、近年はきめ細かく指導できる個別指導塾が増加傾向にあります。家庭教師の場合、家庭教師センターに登録するケースが多く、大学によっては求人が掲載されている場合があり、チェックしてみるといいかもしれません。
おすすめのポイント
大学受験を通して身につけた学力や得意科目の知識を活かすことができます。アルバイトであっても、学習指導を通して生徒の成績が上がり、試験に合格することでやりがいを感じるでしょう。
時給
塾講師の場合、平均時給は1,200~1,500円程度。家庭教師は1,300~1,700円程度と比較的高めに設定されています。担当する授業のコマ数や時間数は決められていますが、夏季講習や冬期講習など、長期の講習で稼ぐことが可能です。
シフトの柔軟さ
塾の時間割や家庭教師の指導時間帯が決まっているため、柔軟性は高いとはいえません。しかし、あらかじめ希望を伝えていれば、大学の授業と調整しやすいので学業に支障なくシフトに入れます。担当するコマ数によりますが1日当たりの拘束時間はそれほど多くないので、アルバイトの掛け持ちも可能です。
まとめ
大学生におすすめの求人サイトについてご紹介しました。多くの求人サイトがありますが、選び方のポイントをチェックしておけば自分にあうアルバイトを見つけられるでしょう。
学業に支障のない範囲でライフスタイルにあわせたアルバイトを探してみてください。